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HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

2014.08.31
HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!
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世界中で愛用されているHARIOV60ドリッパー。ご家庭でも『V60を使ってるよ!』という方は多いかと思います。そんなV60を使ったドリップ方法をご紹介したいと思います。

HARIO V60の最も大きな特徴は円錐型であることと、内部のスパイラルリブです。
円錐型になっていることにより、注がれたお湯が中心に流れ、コーヒー粉と触れる時間が長くなりコーヒーオイルをより多く抽出することができます。これにより味の調整がしやすいネルドリップに近い抽出が可能になりました。

ただし、内部のスパイラルリブにより若干水流速度が増しますので、丁寧にお湯を注さないと薄味に仕上がってしまいます

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

コーヒーを楽しむ上で、安定した抽出を心がけることは非常に大切です

安定したコーヒーの抽出はとても大切です。同じ豆でいつも同じ味が出せるようになれば、他の品種を淹れた際にはっきりと味の違いを楽しめるようになります。
しかし、毎回きっちりと同じ味を出すというのは、なかなかプロでも難しいものです

ですので、ここでは出来るだけ安定した味を出せるようにしていきたいよね!
という気軽な感じで進めていきます。

コーヒーの好みは人それぞれ、さっぱりしたのが好きな人もいれば、がっつりと濃いコーヒーが好きな方も当然います。

今回紹介する抽出方法をまず基本形としていただき、その後、豆の細かさ、抽出量などでお好みのテイストに仕上げてください!

用意するもの

今回は200ml(マグカップ1杯分)のコーヒーを抽出します

ドリッパーとペーパー&サーバー

HARIO V60を使用します。サーバーはなんでも構いません。今回はKONO式サーバーを使用しています。ペーパーにも色々な種類があるのですが、ほとんどの方がV60専用フィルターをご使用だと思いますので、各種ペーパーについては別の機会に説明しますね。

ペーパーフィルターには無漂白と酸素漂白があり、無漂白を使用する場合は必ず湯通しして紙の臭いを取り除いてください。風味に大きく影響します。

コーヒー豆20g(中挽き)

中挽きにしたコーヒー豆20gを用意してください。挽き目は使用ミルによって若干のばらつきがあるものの、概ね画像のような荒さで問題ありません。可能であれば焙煎後日の浅い新鮮な豆を直前に挽いていただくととてもおいしいコーヒーが入ります

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!
お茶請けやミルク・砂糖など

チョコレートなどのお菓子があると、コーヒーをより楽しむことができます。必要に応じてミルクや砂糖をご用意ください。

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

抽出方法

1.92℃前後のお湯を用意します

高すぎる湯温は、コーヒー粉を焼いてしまい、エグ味や雑味の原因になり得ます。湯温に関しては人それぞれです。96℃が一番おいしいという方もいれば、86℃くらいがベストだという方もいます。ここでは大体の方が熱過ぎずぬる過ぎず、丁度良いと感じる92℃を基準にします。

沸騰したやかんのお湯をコーヒーケトルに移していただき、上部の蓋を開けたまま約2分間放置していただくといい感じの温度になります。

まずは、サーバーとカップにお湯を注ぎ温めてください。冷たいサーバーやカップにコーヒーを注いでしまうと、一部が急激な温度変化を起こしてしまい味のバランスが崩れます。

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!
2.コーヒー豆の蒸らし

サーバーが少し温まったところで内部のお湯を捨て、ドリッパーを乗せて豆の蒸らしをはじめます。真ん中から少しずつお湯を注いでいき、豆の表面の9割が埋まったところでやめて下さい

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

新鮮なコーヒー豆を使用している場合、『ライズ(豆がモコモコと膨らむ現象)』が起こります。これはコーヒー豆に含まれる炭酸ガスによるもので、お湯を注ぐ勢いで起こるものではありません。この膨らみこそが新鮮な証でもあります。

上で9割と言ったのは、結果的にこのライズにより全体が覆われる為です。
HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

この状態で約1:30待ちます。粉々になったコーヒー豆の中のオイルをしっかりと抽出するために、じっくりと蒸らしてください。表面に水分によるキラキラが現れているはずですので、それがなくなってきたなと思うくらいのタイミングでお湯を注いでいきます。

場合によっては2分近く蒸らすこともありますが、一般的にコーヒーは全体で3分を目安に抽出するのが良いと言われており、蒸らしの時間とお湯注しの全体が3分になるようある程度は調整するようにしましょう。
HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!
3.お湯注し

真ん中からゆっくりをお湯を注いでいきます。勢い良く注いでしまうと薄味に仕上がってしまいますので、『の』の字を描きながら徐々に水かさが増していくようにゆっくりと注いでください。

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

サーバーにある程度の量が溜まってきた段階で、少し多めにドリッパーにお湯を注ぎます。
これは表面の灰汁のような雑味成分がサーバーに落ちないようにする為です。

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

目標の量(今回は200ml)がサーバーに溜まった段階でドリッパーを他のカップなどに移動し、雑味成分の含まれるコーヒーは破棄します。温めるために入れていたカップのお湯を捨て、コーヒーを注いだら完成です。

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

さっそくコーヒーを楽しみましょう

浅煎り豆(スペシャルティなど)を使用した場合、この分量ですとコーヒースタンドで飲むような雑味・エグ味の無い味わい深いコーヒーが完成しているはずです。もっとすっきりした味がお好きな方・若しくは深煎り豆の場合は、今回の分量だと苦味を感じ過ぎてしまうかと思いますので、湯量を230~250mlの間で調整してみてください

ご自身で安定したコーヒーが淹れられるようになるとコーヒーの楽しみ方は倍になります
今回の方法を基本にして、好みに合わせた抽出方法を見つけてみてくださいね!

HARIOのV60ドリッパーでコーヒーを淹れてみよう!

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